当院の整形外科について

ORTHOPEDIC SURGERY

人工関節置換術をはじめとする治療により、さまざまな運動器の機能改善に努めています。腰や手足の痛みから捻挫・骨折などの一般整形外科に加え、当院は「股関節」「膝関節」「足の変形」に特に注力して診療・治療に努めています。

ごあいさつ

当院の整形外科では、変形性膝関節症や変形性股関節症の手術、ケガや事故による外傷の治療などを行っています。
整形外科医や麻酔科医、看護師、クラークなどスタッフの体制を整えるとともに、ロボティックアーム手術支援システムを導入するなど設備面も充実させ、横浜市立大学整形外科学の関連病院として受け入れ体制を整えています。
外来診療は平日毎日行っていますので、気になる症状がある方は一度ご受診ください。

平成横浜病院 整形外科部長
町田 治郎

医師のご紹介

町田 治郎Machida Jiro

専門分野
股関節/膝関節/足
資格・認定等
  • 医学博士
  • 日本整形外科学会整形外科専門医
  • 小児運動器疾患指導管理医師
  • 横浜市立大学医学部臨床教授

1982年に横浜市立大学を卒業後、整形外科に入局し、横浜市立大学附属病院や市民総合医療センター、国立病院機構 横浜医療センターなどで勤務しました。2001年に神奈川県立こども医療センターの整形外科部長、2016年に病院長、2019年に総長。2023年に定年退職となりました。2023年4月より平成横浜病院整形外科部長となりました。専門分野は股関節・膝関節・足の外科で、これまでの経験を活かして戸塚周辺の地域医療に貢献したいと思います。

秋山 豪介Akiyama Gosuke

専門分野
股関節
資格・認定等
  • 日本整形外科学会専門医
  • 日本スポーツ協会公認スポーツドクター

山形大学を卒業後、横浜市立大学整形外科の医局へ入局しました。一般外傷や小児整形、変性疾患など幅広く学び、現在は人工股関節手術を専門として地域医療へ貢献したいと考えております。患者様の声に耳を傾け、真摯に対応させていただきますので、何かお困りのことがあればお気軽にご相談ください。

外澤 正一Sotozawa Masaichi

専門分野
膝関節/足
資格・認定等
  • 日本整形外科学会整形外科専門医

出身は神奈川県で、横浜市立大学を卒業後、横浜市立大学の整形外科学教室に入局しました。私自身が両側の前十字靭帯断裂を受傷して整形外科の先生に膝の手術をしていただいた経験があり、整形外科の中でも膝関節に興味を持っています。
大学病院の膝グループに勤務して変形性膝関節症の治療に従事しておりましたので、保存加療はもちろんですが自分の膝を残せる骨切り術や人工膝関節置換術などの手術も行えます。患者さんに最適な治療を提供できるように心がけて参りますので、膝の痛みでお困りの際はお気軽にご相談ください。

笠間 文哉Kasama Fumiya

日本医科大学を卒業し初期臨床研修終了後、横浜市立大学整形外科に入局し、神奈川県内の様々な病院で研鑽を積ませていただき現在に至ります。
当院は今まで勤務してきた病院の中でも特にリハビリテーションを行う環境が整っている病院で、勤務中に患者様がリハビリテーションに真剣に取り組んでおられる姿を拝見することができ、「よし、自分ももっと頑張らなきゃな。」といつも元気をもらっています。
当院での治療を通して患者様のお身体が最大限回復されますように、そして安心して日常生活に戻っていただけるように全力を尽くして参ります。お困りのことがあれば気兼ねなく何度でもお声を掛けていただければと思います。よろしくお願いします。

対応可能な手術

ケガや交通事故などによる骨折などの外科全般、手術支援ロボットを用いた人工膝関節全置換術、人工股関節全置換術など、膝関節や股関節、足を中心とする下肢の手術に力を入れています。手術は、大学病院や人工関節センター等で経験を積んだ整形外科専門医が執刀します。

  • 手術支援ロボットを用いた下記の手術
    人工膝関節全置換術(TKA)/人工股関節全置換術(THA)/人工膝関節単顆置換術(UKA)
  • 膝周囲の骨切り術
  • 足の変形
  • 外傷全般
  • 関節鏡(半月板縫合・切除術、滑膜切除術)

手術体制

2023年2月にロボティックアーム手術支援システム「Mako(メイコー)」を導入しました。
Makoは日本で初めて承認された整形外科におけるロボティックアーム手術支援システムで、人工膝関節全置換術(TKA)、人工股関節全置換術(THA)に保険適用で用いられます。

Makoを用いた手術の特徴

① 術前計画

手術前に治療計画をたてます。CT検査を行い、患者さんの骨格の情報をコンピューターに入力し、人工関節のサイズや設置する位置、骨を削る深さや角度などを決定します。

② 術中調整

手術中は、脚の長さや、関節が安定する適切な人工関節の位置をリアルタイムにコンピューター画面で確認し、調整します。

③ ロボティックアーム支援

医師はロボティックアームを持ち、その先端に取り付けられた器具をナビゲーションに従って操作し、骨を削り、人工関節を設置します。
このとき、治療計画から外れた角度や深さで骨を削ろうとしたり、人工関節を設置する位置がずれたりすると自動的にロックがかかり動きを制御します。これにより、治療計画通りのインプラントの設置を支援します。

医療機関連携

大学病院やクリニックなど、地域の中でそれぞれの役割・機能を発揮しながら互いに連携することで、切れ目のない包括的な医療を地域全体で提供できるよう取り組んでいます。

産官学協力講座(寄附講座)への寄与

産官学協力講座は、横浜市立大学において寄附を有効に活用し、自主性及び主体性の下に教育研究の豊富化・活発化に資することを目的として設置運営されるものです。当院は、「整形外科地域医療連携講座」に寄与しており、地域医療連携の推進を行い、主に以下の事項について円滑に行う医療連携システムを構築しています。さらに当講座では、連携の実態とその阻害要因を調査分析し、制度面並びに報酬面からみた具体的な課題解決策を探索する研究を行っています。

  • 手術症例の紹介、手術の実施
  • リハビリテーションが必要な症例の紹介

早期転院協定の締結

横浜市立大学と連携協定を結び、大腿骨頚部骨折・転子部骨折などの四肢骨折で手術が必要な方、脊椎圧迫骨折で保存加療が必要な方に対し*、早期の手術・治療が受けられるよう転院を受け入れる体制を整えています。
*除外基準あり

横浜市立大学附属病院では地域医療連携を円滑に推進するため、地域の病院及び診療所との紹介患者制度を実施しています。重篤な患者さんや高度医療を必要とする患者さんをご紹介いただくとともに、紹介元やお近くの医療機関での診療が適切と判断した場合には逆紹介させていただいております。
地域の病院として平成横浜病院は手術経験豊富な医師や充実した手術環境を整えており、さらにこれまで慢性期医療において早期からリハビリテーションを実施し、日常生活への復帰に繋げてきた実績もあります。
これからも平成横浜病院と共に地域の皆さまが住みなれた場所で安心して医療を受けられる体制を整えてまいります。

横浜市立大学 整形外科学教室 教授
稲葉 裕