膝関節
KNEE JOINT変形性膝関節症
こんな症状から始まります
動作の開始時に強く痛みを感じることが多く、正座がつらくなった、階段昇降が不安などもよく見られます。少し休めば痛みがとれる傾向があります。進行すると正座や階段昇降が困難になったり、安静時や夜間にも痛むようになります。また、変形が目立ち、膝がピンと伸びず歩行が困難になります。


原因
主な要因は、大きく分けて2つあります。
一つは炎症によるものです。長年、膝に負担がかかり続けたことで軟骨が少しずつすり減って摩耗し、関節内の滑膜(かつまく)に炎症が起きることで膝に痛みを感じます。
もう一つは損傷によるものです。膝に体重がかかり、物理的に損傷が起こることで痛みを感じます。
この両方が合わさって疾患を引き起こす、あるいは炎症性の関節リウマチから変形性膝関節症になる場合もあります。最初は軽い症状でも膝の損傷と重なったことで悪化する場合も少なくありません。
変形性膝関節症になりやすい状態とは?
- 女性
-
明確な要因は解明されていませんが、一般的に女性は男性よりも筋肉量が少なく、閉経に伴う女性ホルモンの減少で、筋肉量がさらに減少します。そのため、膝関節の衝撃を吸収する力などが低下しやすくなってしまいます。特にO脚の女性がなりやすいです。
内反変形(O脚)や外反変形(X脚)
- 膝のケガをした経験がある
- スポーツなどで膝靱帯や半月板を損傷した際に適切な治療を受けられていない場合は、変形性膝関節症を発症する可能性が高くなるといわれています。
- 肥満・不摂生
- 若年層や筋力のある男性などの要因として多いものが肥満です。膝は常に体重を支えているため、体重が重いほど膝への負担が大きくなります。また、乱れた生活習慣も免疫力の低下や筋力の衰えにつながるため膝にかかる負担が強くなります。
特発性膝骨壊死(ひざこつえし)
こんな症状から始まります
60歳以上の女性に多く、原因なく膝の内側が急に痛くなり夜間も痛むことがあります。膝の大腿骨内顆の骨の血流が悪くなることにより生じます。
初期ではMRIで検査しないとわからないことがあります。

進行した膝骨壊死

初期の膝骨壊死、MRIで判明